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「うるさい爺さんだったが、あの人がいなかったら俺達は皆もっとひどくグレてた」と祖父の思い出を語ってくれて、 祖父は本当は子供たちから愛されていたんだなと、僕は何だか祖父のことを誇りに思いました。

◇ 心霊ちょっといい話VER.3 ◇

143 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/19 20:17
最近ではあまり見かけませんが、20年ほど前までは「雷オヤジ」というのが町内に必ず一人や二人いて、
近所の子供がいたずらをしたりすると、容赦なく怒鳴りつけられたりしたものでした。
僕の祖父はその典型的な雷オヤジで、
小学校のクラスでも「お前んとこの爺さんは怖い」と、悪ガキ共がみんなびびるような存在でした。

その祖父も寄る年波には勝てず、つい数年前、長い寝たきり生活の後息を引き取りました。
さて、その祖父の葬儀の時ですが、喪客のなかに40代後半位の中年男性のグループがありました。
見たことない人達だなあと思っていると、
彼等は実はかつてこの町内で評判の悪童グループで、祖父とはまるで仇同士のような存在だったということです。


145 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/10/19 20:24
そのおじさん達の中の一人に、今はバイク店を経営しているという人がいて、
「うるさい爺さんだったが、あの人がいなかったら俺達は皆もっとひどくグレてた」と祖父の思い出を語ってくれて、
祖父は本当は子供たちから愛されていたんだなと、僕は何だか祖父のことを誇りに思いました。

さて、ここまでは何の問題も無かったのですが、
そのおじさん達の一人にちょっと酒乱ぽい人がいて、葬式の最中に大声で他の人にからんだりしていました。
一緒に来た人が止めていたのですが、その時突然「ガタッ」と大きな音がして、
しっかり固定されているはずの遺影が床に落ちてきました。
すると、さっきのバイク屋の人が、
「ホラ、悪さするから爺さん怒ってるじゃないか」と言い、酒乱の人もおとなしくなりました。

あまりオカルトっぽくないけれど、死んでまで祖父は雷親父でした。
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